知識も人もみんなだいじ~隣人愛~

何を書こうかずっと考えていましたが、やっとこさ理解し始めたことなど皆さんきっとご存知なので、何か違う観点の記事を書こうとして思いついたのが

尊敬される先輩像でした!

というのも、QAとしての知識を身につけることに意識が向きがちだけど、そこで身に着けたものを自分やチームの仕事の場面だけで活用してるのってもったいないよなぁ、技術はあるのにそれが先輩としてのマネジメント力が不足しているために、後輩にうまく伝わらずに信頼されてないとか、先輩・後輩の関係があまりよくないとか、意思疎通がうまく取れないなどなどで過小評価されたりといった不具合がある状態ってかなりお互いに損してるよなぁ、と感じることがここ数か月感じることが多かったというのが最大の理由でありきっかけです。バグと同じで完璧なものはできないけど、最善を目指すことはできるよなぁの考えです。

もし、自分の技術を後輩(チーム内)と共有出来たら、きっと切磋琢磨できる存在になったり語りあったり、あとは認識合わせの手間が少し省けたり良い品質にを目指したり、後輩の成長が自身の成長にも繋がるし仲間としての結束力とか業務の効率化とかいろんなことが良い方向に向かうのではないかと思います!

(例えば自分と相手が作成物の予想していた完成形が違っていて手戻り…みたいなことよくありませんか?私は今それで「よくわかんないから頭の中教えてもしくは交換したい!」となっています。)

 

 ということで、QAとして新入社員6か月目の薄汚れてきた新人がQAとして配属したての頃を振り返りつつ

こんな先輩のもとにつきたいなぁ、尊敬される先輩になりたいなぁ

の気持ちを込めながらお送りします

 

まず、、、

皆さんが初めてQAとして、開発者として配属された時のドキドキを覚えていらっしゃいますか??

右も左もわからなかったあの頃、、、それともなんか先輩の真似して必死にやってたらここまで来ちゃったとか、、、、

きっと何かしらの今は無き感情があったと思います。

私はQAって何?から始まったので、「QAとは」「QA 仕事」でググっていました。が、品質保証を指す以外情報が得られませんでした!そんな状態の後輩が入ってきたらいったい何から教えたらよいのやら状態ですが、私がとりわけ心配していたのは「いろいろ聞いても怒られないかな」「仕事ちゃんとこなせるかな」「周りと良い関係が築けるかな」でした。

 

次に、、、

皆さんは「将来こんな先輩になりたい!」と一緒に働いていてドキドキするような先輩に出会ったことがありますか?その先輩はどんな方でしたか??

いろんなことを教えてくれる頼れる先輩、知識と技術が突出してて背中で語るような先輩、さりげなくフォローをしてくれる優しい先輩。。。

いろいろな先輩がいると思います。

 

今、自分はそんな憧れている先輩に近づけているのでしょうか。

 

知識や技術がそれなりにあるのは言わずもがなですが、私が思う、こんな先輩がいたらいいなあを上げていきます。

 

・なんでも聞いていいよと言ってくれる先輩

→意外と、新人ってなにもわかっていません。聞くことが山ほどあります。聞いていいよの一言が後輩の精神安定剤になります。あと最初は多少面倒でも些細なことでも理解しているか確認してくれると嬉しいです。特に文系から入ってきたとなると、基本のキから危ういです。「ボタンを押下」も「ボタンを…おげ?おか??」となっていることがあります。「ボタンをポチっとな」だよと教えてあげましょう

・フォローができる先輩

→ちょっと仕事ができるようになると、新人に任せることも増えてくると思います。完成したものをチェックだけではなく、さりげなく途中経過も観察していて道を逸れそうな時は手を差し伸べてくれるような先輩、カッコいいです

 ・ひとつ仕事をやり遂げたら、もう一段階上の仕事を任せてあげられる先輩

→とても難しいですね…でもだからこそこれができる先輩になると先輩かっこいいと絶大なる信頼を寄せられます。後輩のやる気もグングン上がります。ウィンウィンです

・答えではなく過程を特に教えてくれる先輩

答えを教えてくれたら、その場は早く終わるかもしれません。が、応用が利かず再度同じような事柄で質問を受けるかもしれません。たとえばテストケースの確認結果欄に「正しく表示されること」と書いてある部分を「Aと表示されること」に直してと教えるか「正しく表示されることだと何の結果をもって正しい結果とするかわからないじゃない?だから具体的に書かなきゃダメなのよ」と教えるかの違いとかそんな感じです

・よい環境を作ってくれる先輩

私たちは機械やシステムを相手にしていますが、それらを作っているのは人です。お互いが思いやりをもって適度に緊張感のある働きやすい職場を作ってくれる先輩は素敵です。尊敬され信頼たりうる方々と先輩のようになりたいというドキドキを抱えながら成長していきたいです

 

ここまでこんな先輩かっこいいシリーズを挙げてきましたが、後輩も後輩らしく理想的な後輩像があるんじゃないかと思います。例えば、仕事や知識をくれるのを待つんじゃなくて自分から取りに行くやる気や向上心とか、素直さとか謙虚さとか…

お互いに良い関係性を築きつつ成長したその先に、人としても技術者としてもすぐれた真のプロフェッショナルの道は開かれるのではないかと思います。

 

大変な時もあるけれど、共に働く仲間は大切にしたいですね!思いやりをもって他者のために行動すること、それが隣人愛だと思います!

Joyeux Noël!!